市内4分の1の水田で冠水

氷見市では農業への被害、特にコメ作りへの被害が深刻化しています。

上瀬航志記者
「氷見市の余川地区です。こちら余川川なんですが土砂崩れが起き川がせきとめられています。その影響で川の水が田んぼに流れています」

氷見市余川地区にある田んぼでは収獲目前のコシヒカリが被害を受け、全体の約3割が収穫できなくなったということです。

富山県によりますと、氷見市内にある稲作用の水田約1600ヘクタールのうち、4分の1にあたる431.2ヘクタールが冠水したことがわかりました。

菊地市長
「収穫を目前にして大事に育ててこられた作物が水浸しになるといったようなことで、本当に農家の方の気持ちを考えると、いたたまれない思いであります。被害の全容もまだ分かっていない状況でありますので、全容把握にしっかりと務めながら、国や県としっかり連携をして農業者のみなさんのサポートこれもしっかりとやってまいりたい」

一方で、今回の豪雨による「人的被害」が出なかった理由について、菊地市長は能登半島地震を経験したことで、市民の防災意識が高まっていることをあげました。

菊地市長
「これだけの大災害の中で、人的被害がなかったのは本当に不幸中の幸いだというふうに思っております。『一度来たらしばらくは来ない』だろうではなく、災害は必ずいつ来るかわからないというような認識で。行政としてもそういう思いでしっかり対応を打っていくということが必要かなと。これまでの常識で考えてはいけない時代になっているのかなというふに思っている」