ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を電撃訪問しました。プーチン大統領が北方領土を訪れるのは初めてで、富山県内の関係者からは怒りの声が上がっています。

ロシア国営メディアによりますとプーチン大統領は択捉島内の水産加工場などを視察したとしています。

プーチン大統領は12日、北方領土について「日本が領有権を主張している」としつつ、領土は「第二次世界大戦後の現実として国際文書に明記された」と主張していました。

この電撃訪問に北方領土返還の語り部で母親が歯舞群島の水晶島に住んでいた黒部市の濵松禎高さん(69)は―。

千島歯舞諸島居住者連盟 富山支部 濵松禎高支部長「自分たちの領土が帰って来てないし墓参さえもできない状況になっていますので、そこらへんの問題が一切解決されないままどんどんロシアの圧力だけ強くなってきている。それが強く残念に思います」

そのうえで日本政府に対して次のように注文しました。

濵松禎高支部長「第一優先は墓参ということを重きに政府にお願いしているんですよ。墓参させてほしいとロシア側に交渉してくれと。その墓参りが実現出来ないのが一番辛いなと思います」