台風15号が温帯低気圧に変わった直後の12日午後、富山県高岡市の松太枝浜海水浴場で、波打ち際で遊んでいたキャンプ客の男女3人が高波にさらわれ、一時沖へ流されました。浜辺から救助に向かった男性も巻き込まれ、計2人が海水を飲んで救急搬送されました。現場周辺は晴れて風も穏やかでしたが、台風による隠れた高波やうねりが残っており、伏木海上保安部は無理な遊泳をしないよう注意を呼びかけています。
伏木海上保安部によりますと、消防に119番通報があったのは12日午後です。流されたのは、長野県からレジャーで訪れていた24歳女性とその親族の男児(10)ら計3人(いずれもブラジル国籍)です。
3人は親族や友人ら計15人のグループで、前日からこの海水浴場でキャンプをしていました。
浜辺にいた同じグループの48歳男性らが救助のため海に入り、男児らを確保して岸へ戻ろうとした際、再び強い高波が押し寄せたということです。
このため救助にあたった48歳男性と、24歳女性の2人が海水を飲み救急搬送されましたが、いずれも意識はあり命に別状はありませんでした。
当時の現場周辺は晴れで、風速3メートルと一見穏やかだったものの、波の高さやうねりは1.5〜2メートルに達しており、能登半島沖には海上強風警報が発表されていました。
伏木海上保安部は「台風の接近・通過後は一見穏やかに見えても、強い波や潮流が残っている場合がある」と指摘したうえで「遠方から来たからといった理由で無理に遊泳しないでほしい」と注意を呼びかけています。










