6月26日、下水道工事の作業をしていた男性が親子連れのクマに襲われた富山県南砺市の現場周辺で、29日もクマが目撃され、市は、現場周辺に箱わなを設置しました。

親子グマ3頭を目撃した付近住民
「いやー初めて見て『真っ黒やな』いう感じやったね。びっくりしたね」
Q)まだ捕獲されていない
住民「多分あそこにおると思う」
6月26日、南砺市立野原東の下水道工事現場で、作業を終えて帰ろうとしていた50代の男性作業員がクマに襲われました。
男性は、額や腕などを爪で引っかかれる重傷を負いました。

クマは、成獣1頭、子グマ2頭の親子連れでした。
加賀谷悠羽記者
「先週、男性が襲われた現場から西に1キロほど離れたこちらの場所でも、同一個体とみられる親子のクマが目撃されています」

29日正午ごろには、南砺市立野原西の県道で、付近住民が、親子連れのクマ3頭を目撃しました。
市は、男性を襲ったクマと同一個体とみて周辺を捜索しましたが、クマは発見されていません。
車を運転中、クマを目撃した男性は次のように語りました。

目撃した付近住民
「昼めし食べに行くためにそこ通ったわけ。『あっクマや』ってわかった。すぐわかった。でもね、慌てて行くような様子もなかった。普通通りに歩いて行った」
クマの親子は、横に並んでゆっくりと道路を横断。男性に気づく様子もなかったといいます。

近くには、アスパラ畑がありました。
親子グマ3頭を目撃した付近住民
「畑があるので、危ないなあと思った」
Q)皆さんそこらへんで作業している
住民「そうです」
クマによる人身被害を受け、南砺市は30日午後、緊急対策会議を開催。今後の対策などについて確認しました。

南砺市職員
「ソーラーパネルのある位置の横からこちらの方に入っていったと、住民から目撃情報があった。足取りは市の職員等で調べたんですが、痕跡も見つからなかった」

南砺市 田中市長
「音を出すとか、そういった検討もしていくべきだと思いますし。やぶの中とかなかなか視界もとれないような場所なので、そのあたりに今後来ないようにどういう対応をするかということと、捕獲は捕獲でちゃんと対応する。この2本柱でやっていくべきかなと思います」

市は、現場周辺のクマの移動ルートとみられる箇所に箱わな2基を仕掛けるほか、今後、高周波の音を発生させるクマ対策装置の設置も検討するとしています。










