■全国ではコロナとインフルの同時感染も…
大みそかに発熱し、41.7度まで熱が上がったため、検査をしてみると結果はインフルエンザA型。
念のため、新型コロナのPCR検査も行うとこちらも陽性。コロナとインフルエンザの同時感染だったのです。
富山県でも新型コロナの感染者は高止まりしています。
富山県内で確認された感染者は1,840人。年末年始が終わって医療機関が再開したこともあり、1週間ぶりに1,000人を超え、先週の木曜日に比べて624人増加しています。

またクラスターは5件で、富山市の高齢者施設では入所者と職員合わせて33人が感染しています。
3年ぶりに行動制限のない年末年始を終え、専門家が懸念しているのは新型コロナとインフルエンザの同時感染、同時流行です。

富山県衛生研究所 大石和徳 所長:
「いま、現状は3分の2はコロナ、3分の1はインフル。少なくとも今以上には増えるだろうと、そして、富山市保健所管内だけではなくて全県にじわじわと広がっていく可能性は高い」

医療機関もひっ迫する中、改めて県民に感染対策の徹底を呼びかけています。

富山県衛生研究所 大石和徳 所長:
「いまできることはインフルエンザ、1月いっぱいまではワクチンが打てます。やっぱり重症化とか、こういったことかなり効果があるので、ぜひワクチン接種をこれからでもいいので接種していただければと思います」
