保育園との連携も

託児サービス付きの美容室「メアリスト」では保育士も常駐しています。

カットが難しいと感じる子どもについては何が不安なのか、どんな関わりが必要なのかを知るため、その子が通う保育園・幼稚園と連携する場合もあります。

「発達障がい支援実務士」の友山茉莉さんはメアリスト所属の保育士です。

あさひくんの特性をより理解するため通っている園を訪ねました。

メアリスト所属の保育士 友山茉莉さん
「どうしてもハサミを使うとき髪の毛を引っ張るんです。あさひくんはその感触が嫌みたいで」

あさひくんの担任 布村美紀先生
「幼稚園でチョキチョキごっこはできるんだけど、本当にチョキンというと嫌がります」

触れられる感覚に敏感なあさひくん。

少しでも髪が切れるようにと、担任の先生が提案したのがバリカンでした。

あさひくんの担任 布村美紀先生
「切るよりも早いよねと提案させてもらって、バリカンにちょっとトライしたんだってお母さんから聞いて頑張っているなってすごいなと思いました」

メアリスト所属の保育士 友山茉莉さん
「信頼関係のある先生方から日常の関わり方を教えてもらうことで、私も関わり方のヒントをもらうことができます。スマイルカットの時間内で笑顔の時間が増えたらいいなと思っています」

スマイルカットの発起人、赤松さんは園との連携について――

NPO法人そらいろプロジェクト京都理事長 赤松隆滋さん
「美容師だけでできることには限りがあります。だからこそ、保護者や園、学校など、周りの人たちと関わりながら進めていくことが大切です。見通しを持てるようにすることが、子どもにとって安心につながりますし、非常に良い取り組みだと思います」