11人に1人は発達障害の可能性

2022年の文科省の調査で、発達障害の可能性がある児童生徒は小中学校の通常学級で約8.8%。11人に1人いると推計されています。

35人学級であれば1クラスに3人ほどいる計算です。

こうした子どもたちの中には感覚の過敏さや、じっと座ることが難しいなどいくつもの特性が重なり、美容室が苦手な子も少なくありません。

バリカンの音やドライヤーの刺激で、パニックを起こしてしまうこともあります。

小林さんがスマイルカットを始めたきっかけのひとつが、自身の子育ての経験でした。

美容師 小林沙季さん
「自分の子どもに感覚過敏があったことが、すごく大きかったです。美容室に断られることが、こんなにもつらいことなんだと感じて、悩んだ時期もありました。周りの人の視線も気になりますし、子どもに嫌な思いをさせたくないという思いがありました」