20日、富山県高岡市の寝具店から火が出た火災は、少なくとも住宅など7棟に延焼したとみられ、警察と消防は21日朝から実況見分し延焼範囲や火事の原因を調べています。



20日午後4時20分ごろ、富山県高岡市蓮美町の小川寝具店から「黒煙が上がっている」と近くを通りかかった人から消防に通報がありました。

消防車両20台以上が出動し、火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、火元の寝具店が全焼したほか、周辺の住宅など少なくとも7棟に延焼したとみられます。


自宅に延焼した男性：
「がっかりだよね。もすぐ正月だというのにね。（自宅を）建て直さないといけない。建て直すか壊すかしないと、私たちは生活できない」

出火当時、火元の寝具店を経営する80代の男性と妻と息子がいて80代男性がやけどを負い病院に運ばれました。

命に別状はないということです。警察と消防は21日朝から実況見分し、ドローンを使って延焼の範囲を調べるなど火事の原因について調べを進めています。