去年、富山市で飲酒運転の車に女性がはねられ死亡した事故で、遺族が厳罰を求め、富山地検に4度目の署名を提出しました。
署名を提出したのは、亡くなった井野真寿美さんの家族です。

この事故は去年3月、富山市総曲輪で、横断歩道を渡っていた井野さん(当時62)が飲酒運転の車にはねられ亡くなったもので、運転手の男性は過失運転致死の疑いで書類送検されています。

遺族は、より刑が重い「危険運転致死罪」での起訴を求めて、これまで3度にわたって署名や意見書を提出してきました。
今回は新たに1万699人分の署名と、飲酒が運転能力に著しい影響を与えていたことを証明するためアルコールが体にもたらす影響などが書かれた医師の意見書を提出しました。署名は合わせて6万2773人分に上ります。

井野真寿美さんの長男 中田康介さん
「ここまで来たからには母親の無念を晴らすためにも最後まで走り抜きたい」











