若者で構成された薬物密売グループの主犯格の男が4度目の逮捕です。

麻薬特例法違反などの疑いで再逮捕されたのは富山市堀の無職・小沢亜瑠容疑者(21)です。

富山県警によりますと、小沢容疑者はことし4月から8月にかけて10代の少年3人と共謀し、富山市内で延べ10人に対しビジネスとして大麻などの違法薬物を売り渡した疑いが持たれています。

県警は捜査に支障があるとして小沢容疑者の認否を明らかにしていません。

小沢容疑者は10代から20代で構成された薬物密売グループのリーダーで、薬物の仕入れや密売人への指示を行っていたとみられます。

県警によりますと、密売人の中には2か月間でおよそ500万円を売り上げていた少年もいるということです。

一連の事件をめぐって小沢容疑者は麻薬取締法違反など3つの罪で逮捕・起訴されていますが、県警は今回、法定刑で最大無期もある麻薬特例法違反を適用し再逮捕した形です。

事件の一連の逮捕者はこれで11人となり、県警は売上金の流れや暴力団などとの関連について調べを進めてます。








