「のどの奥に何が見えるかな?」
「星が見える」
「星が見えた!よーし、じゃあこれ(診察用紙)にどれが見えたか丸してもらえる?」

富山大学教育学部附属幼稚園で行われたのは、人形を患者に見立てて診察する「ぬいぐるみ病院」です。
医療を身近に感じ、自分の体や健康に興味を持ってもらおうと富山大学の医学部・薬学部のサークルと幼稚園が連携し毎年行っているものです。

19日は年長の園児25人が参加し、白衣を着て、本物の医療器具を使い模擬診察を行いました。
ぬいぐるみの鼻に綿棒を入れて色が変わる検査キットで診断する新型コロナの抗原検査に見立てた体験や、レントゲン検査としてぬいぐるみをX線装置に入れ、骨の状態を確認していました。

子どもたち
「お熱は、38.4℃『のどがいたい』だったよ『ちょうしんきしてー、ドキドキしてた』
「本物のお医者さんみたいにやってみた。楽しかった。もう1回やったら多分満足する」

富山大学医療系サークル「虹の鳥」代表
樋口仁志さん
「反応がよくて楽しいです。子どもたちにとって病院ってこわいところってよく言われると思うんですけど、実際の聴診器だったりとか舌圧子を使ってもらって少しでもこわくない、未知なものじゃなくしたいっていう思いと、これを機に自分たちの体について興味をもってもらえたらうれしいなっていう思いでやってます」











