9日、山形県山辺町で平和やSDGsをテーマに全国の中高生が考えを発表する「世界平和弁論大会」で開かれました。ことしは、応募140作品の中から、富山大空襲の語り部活動に取り組む富山市の高校生を含む11人の中高生が選ばれ、会場で平和や環境への思いを訴えました。

中学高校生が平和を訴え、西田さん最優秀賞

高校生の部に出場したのは、富山国際大学付属高校2年の西田七虹(にしだ・ななこ)さんです。

富山国際大学付属高校2年 西田七虹さん
「99.5%。これは今から80年前の1945年8月2日に起きた富山大空襲で焼失した市街地の割合であり、2700人以上が亡くなったとされる地方都市最悪の空襲であるといわれています」