音を立てて存在を知らせる動作の一環…

本当にクマはペットボトルの音を嫌うのでしょうか?

クマの生態に詳しい立山カルデラ砂防博物館の白石俊明学芸員に聞いてみると…。

立山カルデラ砂防博物館 白石俊明学芸員
「熊が、その音を聞いたら、嫌いで逃げていくっていうものではないんではないかと考えていまして、熊に人の存在を知らせることで事前通告をする道具として、ペットボトルをバコバコ鳴らすっていうのは活用できるんじゃないかと思っています」

立山カルデラ砂防博物館 白石俊明学芸員
「鈴を鳴らすとか手を叩く、会話、大きな声で会話をするとか歌を歌う、そういった物音を立てて人の存在を知らせる。そういう活動の一環としてのペットボトルだと私は考えます」