富山県の新田知事は16日、県内を訪れている中野洋昌国土交通大臣と面会し、能登半島地震からの復旧・復興の推進などについて要望しました。

富山市内で中野洋昌国土交通大臣と面会した新田知事は、地震による被害を受けた地域の液状化対策への財政的・技術的支援などを盛り込んだ要望書を手渡しました。

要望書では、このほか▼国の直轄事業開始から100年となる「立山砂防」の世界文化遺産登録に向けた支援や、▼JR城端線・氷見線の再構築事業への十分な予算確保など5つの項目が盛り込まれています。

富山県 新田知事
「能登半島地震からの復旧・復興について、これは特に液状化対策について申し上げました。(大臣からは)『国交省、政府一丸となって全力で取り組んでいく』とコメントいただきました」

大臣との面会後、新田知事は報道陣に対し、「大臣が要望を受け止めてくれた」との認識を示しました。