7日、富山県内を襲った記録的大雨から14日で1週間となります。県内では農地や家屋の浸水被害が目立ちましたが、道路などではのり面の崩落も相次ぎ、今も交通規制がかかるなど被害の爪痕が残されています。

富山県内を襲った記録的な大雨から14日で1週間。

加賀谷悠羽キャスター
「小矢部市の国道471号沿いです。のり面が上から大きく崩れています。土砂が流れた影響でしょうか、電柱が根元からぽっきり折れています」

小矢部市峰坪野の国道471号沿いでは、茶色い山肌がむき出しに。

のり面が崩落した爪痕が残ったまま、片側通行が続いています。

7日、県内は非常に激しい雨が降り続き、各地で道路が冠水するなどの被害が相次ぎました。

高岡市福岡町本領では小矢部川の支流、黒石川が越水。稲穂が実ったばかりの田んぼに水が押し寄せました。

県のまとめによりますと、県内の住宅などの浸水被害は171棟にのぼっています。

人的被害は黒部市で死者1人、高岡で重傷1人、軽傷1人の計3人でした。

一時、土砂災害警戒情報が出された記録的な大雨から13日、6日が経ちましたが――