約3週間の中断期間を経て明治安田J2リーグが再開しました。リーグ17位のカターレ富山は2日、ホームで5位・RB大宮アルディージャと対戦しました。
午後6時でも気温は30℃、サマーブレイク明けの初戦。熱戦を後押しするため富山県総合運動公園陸上競技場には今季最多、7768人のサポーターが駆けつけました。
相手はカターレとともにJ3から昇格した現在5位の大宮です。
勝ってリーグ後半戦に向けて勢いに乗りたいカターレ。
試合は立ち上がりから一進一退の攻防に。まずは大宮の攻撃を体を張ってしのぎます。
攻撃では大分トリニータから補強した、左サイドバック香川勇気の積極的な攻撃参加から大宮ゴールに迫ります。
前半31分、香川のクロスに濱でしたが惜しくも届かず、決めきることができません。
前半終了間際、大宮のサイドチェンジのパスから中央に折り返し、シュートを許すも田川がブロック。しかし、クリアミスを拾われ先制を許します。
その直後、追いつきたいカターレはレフティー松岡のインスイングミドルですが、ゴールならず0対1とリードを許して前半を終えます。
後半に入ってからも、左サイドスルーパスに抜け出した浦、後半42分には松田のトリッキーなパスに抜け出した高橋。決定機をつくるも、あと一歩のところでネットを揺らせません。
後半アディショナルタイム。大宮に中央を破られダメ押しの2失点目。
中断明けの初戦、カターレは0対2で敗れ、ホームで痛い黒星となりました。
カターレ富山 安達亮監督
「とにかく悔しい。結果を出さないといけない時期に入って来てるんで。(内容は)悪くはない。あとは結果を出すだけなので。自信を持ってプレーさせたい。圧倒的挑戦者っていう精神を来週以降もチャレンジャーでやってもらいたい」

カターレは順位を1つ落とし再びJ3降格圏内の18位になりました。

次節は9日、アウェーで現在14位の大分と戦います。