外国人傷病者の救急活動を英語で対応できるよう富山市消防局では救急隊員を対象にした英会話研修を始めました。

研修会は外国人傷病者の救急搬送時に英語で対応できるよう、富山市消防局が初めて開いたものです。

23日の研修会では救急隊員9人が症状や過去に患った病気やけが、アレルギーなどを聞き取る際に使えるフレーズや英単語をイギリス人の講師らから学びました。

消防局によりますと、去年管内の外国人の救急搬送は214件で、3年前と比べると25件増加しています。

富山市消防局警防課 藤田剛 救急係長
「これからも外国人が救急車を呼ぶ場面は増えていくと思うので、(隊員には)しっかり対応してもらいたい」

研修会は12月までに10回開かれる予定です。