「被災者の生の声を聞いて早急に対応」

市民の間で「税金の使い方をチェンジ」という出町さんの主張が大きな支持を集めたと見られています。
市長として最初に取り組みたいことを尋ねられた出町さんは、ためらうことなく「震災復興です」と答えました。
出町譲氏
「震災が起きて1年半、未だに液状化で悩んでいらっしゃる方、伏木の方、吉久の方、横田の方などいらっしゃいます。こうした人たちの生の声を聞いて、実際行政として一体何ができるのか、それを是非とも早急にやりたいと思っております」
公約に掲げた「被災地の液状化対策工事で維持管理費の住民負担ゼロ」についても、具体的な数字を挙げて実現可能性を示しました。
「伏木の場合は年間1800万円の維持管理費がかかります。高岡は現時点で800億円の財政規模があります。1800万円が出せない金額ではないとも思います」と述べました。
さらに「国や県に対しても何らかの支援策があるのかないのかということも、私がお願いしに行かなければいけないと思っております」と、積極的に動く姿勢を見せました。