意図的に赤信号を無視して進入か…
中田さんは23日、意見書と署名簿を地検に提出し、再度「危険運転致死罪」の適用を求めました。

意見書では、飲酒運転に加えて厳罰化を求める複数の根拠を新たに示しました。

事故当時、車のフロントガラス下部は雪で覆われ、視界が遮られていたにも関わらず、加害者は除雪をせずに発進。前方の確認ができないまま走行する「盲目運転」にあたると訴えています。また、加害者は左折後、対面の信号が赤であることを認識しながらも、意図的に無視して進入したとしています。



担当弁護士 高橋正人さん
「ようやく地検をやる気にさせるスタートラインに立ったという風に思っている」
飲酒運転の事故で母親を亡くした
中田康介さん
「しっかりと署名の結果も含めてですね。厳正な精査をしていただいて、しっかりと私たちの思いをくみ取っていただいて、かつ、それが今後、運転する富山の皆さんにとっても安心して運転ができるような結果をもたらしてほしいと思います」

