高齢者の利用が多い富山県砺波市のウォーキングプールで水難救助講習会が開かれました。
この講習会は、ウォーキングプールの利用者に高齢者が多いことから、庄川健康プラザが緊急時に備え毎年行っているものです。

講師は、水上安全救助法指導員の資格を持つ須田裕子さんが務め、監視をする上での注意事項と、溺れている人がいた際の救助方法について説明しました。
須田さんは、できるだけ早く助けを呼ぶこと、救助の協力者を増やすことに加え、「普段から利用者との信頼関係を築き注意に耳を傾けてもらうことが大切だ」と話しました。

参加した職員は、溺れている人を救助する際は、腕を引っ張るのではなく、後ろから肩に手を回して複数人で引き上げるよう指導を受け、救助活動の難しさを実感していました。

女性職員
「いかにおぼれている人速やかにあげるということが大事かなと。1秒を争うと思うので大切だなと思いました」

男性職員
「意識したつもりではあったんですけれども今まで以上に利用者の方への声掛けですとか周りの職員との連携含めて万が一も起こさないような監視体制を作っていきたい」
