「友達親子」が増加?名前やあだ名も

一方、こちらのみなさんは…

専門学生
「お父さん・お母さんと、名前で呼んでいます。ふざけた時とかに使っています」

高校生
「私はあだ名です。(母親を)『あーちゃん』って言うんです。小さいころ『お母さん』って言えなくて『あーちゃん』になりました」

近年は親と子が友達のように接する関係性、「友達親子」という言葉も生まれ両親に親しみを持って「名前」や「あだ名」で呼ぶ人も一定数います。

同じく20代から80代の男女1000人に聞いた父親の呼び方ランキング。ダントツで「お父さん」が多く次いで「パパ」「下の名前」と答えた人は15人いました。

母親も「お母さん」が1位、2位が「ママ」。「下の名前」は5位で父親の2倍以上となる34人でした。

日本語の研究を行う尾崎喜光氏は…。

日本語学を研究する尾崎喜光さん
(ノートルダム清心女子大学元教授) 
「(あだ名で呼ぶのは)家族の間で親子であっても『親しさ』を優先させたいと。例えば、私の家庭では、妻が私のことを尾崎の『おざ』をとって、『おざちゃん』と呼んでいます。そこで私の娘も『おざちゃん』とか、さらに省略して『おざ』とか言ったりすることがよくあります」