富山県滑川市の産業機械メーカー、スギノマシンはAIを活用して切削加工の全工程を自動で行う機械の量産を開始しました。

機械はAIソフトウエアの開発などを行う金沢市の「アルム」と共同で開発したもので、12日報道陣に公開されました。
搭載されたAIにより図面を読み込ませるだけで加工に必要なプログラムを自動で作成し、切削加工の全12工程を自動で行います。
自動化で工程にかかる時間はこれまでよりも2分の1から3分の1に短縮されます。

スギノマシン 杉野良暁 社長
「量産化を通じて、ものづくりの変革革新を実現していきたい」
量産機は来月7台納入し、5年後の2030年に250台の販売を目指します。