富山市の藤井裕久市長は東京地裁が3月25日に旧統一教会に対し解散命令を出したことについての受け止めを問われ、藤井市長は一切の関係を断つという考え方は今も変わっていないと述べました。

旧統一教会をめぐっては、富山県内の政治家との深いつながりが明らかになっていて、藤井裕久市長も前回の市長選で選挙応援を受けたことを認め、2022年8月、旧統一教会及びその関連団体との関係を一切絶つと宣言しました。
4月1日の定例会見で、藤井市長は解散命令について――
富山市 藤井裕久 市長
「私自身コメントする立場にないと思っておりますけども、以前も申しました通り、旧統一教会及びその関連団体とは一切の関係を絶つと申し上げた通り、今もその考えは変わってないわけでございますので、しっかりとまた継続して行く末を見ていきたいなと思いますけど、まあそういうことですね」
富山市と旧統一教会をめぐっては関係を絶つとした市議会の決議や市長の発言が名誉棄損や宗教ヘイトにあたるとして、信者や教団の関連団体が損害賠償などを求め市を提訴し、控訴審で争っています。