「けん銃とは断定できなかった」

続いて被告に、発砲して制圧した富山中央警察署の元刑事一課長が証言台に立ちました。

原告側は、通報記録の音声データに被告の発砲音が残っていたことに触れ、「発砲音でけん銃奪取事案だとは把握できなかったのか」と質問。元刑事一課長は「一般人や犯罪者全員がけん銃を持っている国ではないので、けん銃とは断定できなかった」と述べました。