心筋梗塞など心臓疾患のある患者を迅速に救助するため救急訓練が富山県の射水市消防本部で行われました。

救急訓練は射水市消防本部が救急隊員や通信指令課の職員を対象に毎年行っているものです。

ことしは「心電図」を使用した訓練で、自宅で心臓の痛みを訴えた人の家族から通報が入ったとの想定で実施されました。

駆けつけた救急隊員が本人や家族から病態を確認。隊長を中心に症状から病名を推察しながら搬送する病院を選定、救急隊員らは酸素投与などの応急措置をとりました。

射水市消防本部ではこうした訓練を通してより迅速で的確な救助活動につなげたいとしています。