富山県での大雪のピークは過ぎたとみられていますが、このあとも雪は続き、気象台は落雪やなだれなどに注意を呼びかけています。

連日続いていた大雪は8日午前中で峠を超えたとみられるものの、8日夕方の時点で富山県内全域に大雪注意報が出されています。

8日午後5時時点の積雪は富山で62センチ、高岡市伏木で54センチとなりました。

71センチと今シーズン最大の積雪を記録した砺波市ではカーポートに登り雪を下ろす姿が見られました。

雪おろしの男性「カーポートの屋根に1メーター溜まってますから潰れる前に。勘弁してほしいですね。太陽出て全部溶けてほしいです」

砺波駅のアナウンス「始発から、高岡駅から城端駅間で運転を見合わせています」

この雪の影響で城端線では砺波駅から城端駅間で終日運転をとりやめるなど、全区間で運転を見合わせました。

このあとも雪が降る見込みで、9日午前9時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで平野部で20センチ、山間部で40センチとなっています。

富山地方気象台は建物からの落雪やなだれなどに注意を呼びかけています。