日本付近の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み、7日も強い冬型の気圧配置が続いています。これまでの大雪で積雪が多くなっている所があるほか、これから再び強い寒気が流れ込み、北日本から西日本では9日(日)頃にかけて、日本海側を中心に広い範囲で大雪や非常に強い風が吹き、大荒れの天気となる見込みです。

気象庁によりますと7日も強い寒気の影響で、北海道地方や本州の日本海側ではすでに記録的な大雪となっている所があります。

衛星画像 7日午後2時 気象庁

引き続き北日本から西日本にかけての地域では、9日頃にかけて、日本海側を中心に山地・平地共に大雪となり、積雪がさらに多くなる見込みです。

特に東日本から西日本の日本海側にかけては、発達した雪雲が日本海から流れ込み、降雪が一時的に強まるおそれがありそうです。普段雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となる所がある見込みです。