1月22日頃から10年に1度程度しか起きないような著しい高温の可能性があるとして、16日に「高温に関する早期天候情報」を気象庁が発表しましたが、富山の冬はこのまま終わりません。
最新の1か月予報では(1/18~2/17)、期間の前半は気温がかなり高く、1か月でも平年より高く、降雪量は平年より少ないとみられています。

日本気象協会によりますと、2000年度以降の近年の日降雪量1㎝以上の旬別延べ日数は、1月下旬が最多で117日、次いで2月上旬が102日など、これからの時期に多くなっているということで、短時間強雪とは異なるものの、この先も朝晩の気温が低い時間帯を中心にまだ雪が降りやすい日は見込まれるとしています。

さらに積雪が少ない中で、湿潤路面がブラックアイスバーンのように凍結すると路面が天然のスケートリンクのようになり、積雪路面よりもスリップ事故などが起こりやすくなります。冬道は、安全速度で走る意識を持ちましょう。