うなりながら苦しむ母親…それでも救急車を呼べない理由
母親の容態が変わったのは、去年8月9日のこと。顔にしわを寄せ、痛みに苦しんだ様子で「熱っぽくて頭が痛い」と女に訴えてきました。
その翌日、女が仕事から帰ると、母親は2階の部屋に敷かれたマットレスの上で、うなりながら苦しんでいたといいます。女は熱中症を疑いましたが、「ごみで散乱した部屋を見られるのが恥ずかしい」などと思い、救急車を呼ばず、部屋の窓も開けず、1人で看病をしました。
そして午後8時ごろ、母親が呼びかけに反応しなくなり、息をひきとったのを自分で確認したといいます。
