余震のたびに揺れる気持ち…

被災した鵜川地区の人たちが暮らす仮設住宅「うかわ団地」。現在74世帯・155人が身を寄せています。(7月10日時点)

濵高さんは4月から仮設住宅に入居。自宅を修繕して鵜川に住み続けることを決めましたがー。

濵高芳美さん:
「女の兄弟で私が残って跡をついだんですね。それは私がお嫁に行ったらお墓はどうするんだろう、この仏壇は誰がみるんだろう。なんか父から譲り受けた変な思いで。いや、でも本当にそれでいいんかなってふと思ったんですけど。でもまた守らなきゃなって思って」

前を向いて進もうという思いと逃げ出したくなる気持ち。地震の恐怖を体が覚えていて、余震のたびに気持ちが揺れるといいます。