能登半島地震により崩落し石川県との県境付近が通行止めとなっていた富山県側の国道359号が5か月ぶりに仮設道路で通行を再開しました。

11日午前10時に通行止めが解除されたのは、国道359号小矢部市五郎丸から内山までのおよそ3.7キロメートルと、県境から金沢市へ向かうおよそ6キロの区間です。

通行止めとなっていた小矢部市の国道359号は元日の能登半島地震で道路が大きく崩れ、下を流れる五郎丸川まで土砂が流れこんでいました。

地震により崩れた道路はまだ復旧していませんが、そばに延長150メートル幅6メートルの仮設道路が整備され通行が可能となりました。

この仮設道路を含む3か所で片側交互通行となっていて普通車のほか大型車も通ることができます。

県によりますと、崩れた道路の復旧工事は今年度中に始める予定だということです。