原因は月経回数、現代女性はおよそ500回
推定患者数は国内でおよそ260万人の子宮内膜症。生理がある女性の10人に1人が抱え、20代から30代に最も発症しやすいと言われています。なぜ今、子宮内膜症が増えているのでしょうか。


女性クリニック WeTOYAMA 鮫島梓医師:「初経年齢が早まってるっていう影響もあって、本当に昔の人と比べて10倍ぐらい多いんじゃないかっていうふうにも言われてますよね」
昔の女性の生涯の月経回数が50回だったのに対し、現代女性はおよそ500回。

現代は栄養状態が良いことから初潮年齢も早く、また少子化で出産の回数も減っています。月経の回数が増え期間も長くなっているのです。
女性クリニックWe!TOYAMA 鮫島梓医師:「毎月出血が起きてっていうのは、卵巣にとっても排卵するときって卵巣を破って出てくるので、一つ負担はかかってるわけですよね。あとは出血すること自体はいいとは思うんですけれども、ホルモンにずっと同じ状態さらされてるっていうのが子宮内膜症とかの病気が増える。子宮筋腫後は子宮体がんなんかも昔の人と比べると、起こりやすい状況になってます」