思い出の街並みを題材に

黙々と制作に打ち込む吉田有沙さんには地震の前から題材に選んでいた風景があります。

吉田有沙さん:「好きな風景で自分が輪島で生活しているときに助けられた場所なので」

地元長野県から輪島に来て日が浅いころに研修所の帰り道でみた輪島の夜の街並みです。

吉田有沙さん:「川と家の街並みから出てくる光がすごく温かくて、この地に生きている感じがするなっていうのがあって、それを作品にできたらいいなって。当時は輪島にきてまだ1年も立っていなくて、生活とかがあまり慣れなくて…ストレスだったんですけど…そういう街並みを見て少し好きになったというか…なんかここもいいところだなと思って」