学生に虚偽のアルバイトを指示し、学会への旅費の経理手続きを不適切に行ったとして、大学は40代の男性教授を停職1か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、富山県立大学工学部に勤務する40代の男性教授です。
大学によりますと、40代の男性教授は、学内の研究作業名目で虚偽のアルバイト出勤簿を作成するよう指示。学生が得た給与を2019年度からの3年間でおよそ52万円回収し、教授と学生が参加する県外での学会への旅費に充てていたということです。


不適切な処理をした理由について「(学会参加の旅費の)手続きが面倒だった」と話しているということです。
大学は、3月21日付けでこの男性教授を停職1か月の懲戒処分とし、再発防止策として学生アルバイトの給与のチェック体制を強化するとしています。










