富山市議会は28日、各派代表者会議を開き、特別支援学校の卒業式に議員の出席を認めるかどうかを協議しました。

卒業式への出席を巡って富山市議会では、3月定例会の時期と重なるため、議員活動の不公平を理由に来賓や保護者としての出席を禁じていましたが、2月14日、公務優先の条件つきで、小中学校や保育園で保護者としての出席を解禁しました。

一方、障害のある児童や生徒が富山市以外からも通う特別支援学校については、選挙における地域票に影響がないため、来賓としての出席を認めるべきだと橋本雅雄議員が提案し、継続協議となっていました。

富山市議会自民党 舎川智也議員:「議会日程が重なっていないという前提を崩さないうえで、今回の議案については認めていくというので良いのではないかと」

最大会派の富山市議会自民党が賛成した一方、立憲民主、公明の会派が反対に回りましたが、採決の結果、賛成多数で特別支援学校の卒業式に来賓としての出席を認めることが決まりました。