能登半島地震が発生した石川県では「被災者の生活再建」が次なる課題となっていて、被災地では地震保険の支払いに向けた査定が進められています。
土台部分に入ったひび、沈んだ床。地震による石川県内の住宅被害は、これまでにおよそ5万棟確認されていて、被災者の生活再建が急がれます。
七尾市に住む松原弘さん(63)。地震で住んでいた築53年の家の土台部分に亀裂が入り、契約していた損害保険会社に保険金の申請をしました。

鑑定人が申請のあった住宅に出向き、外壁の傷や地盤の沈下具合、柱の傾きなどを調べます。1軒あたりの調査には2時間程度かかり、被害を受けた住宅すべてを査定するのに時間を要します。
地震保険の担当者「今回確認した結果『全損』ということになるので、今回地震保険を875万円でつけているので、この金額を『満額』支払わせていただく」










