去年2月、福島県いわき市で起きた強盗殺人事件で、逮捕された男は、被害者の女性が1人暮らしだったことを事前に知った上で、犯行に及んだとみられることがわかりました。
強盗殺人の疑いで逮捕された無職の木村進容疑者(52)の身柄は11日、検察庁に送られました。
木村容疑者は、去年2月、いわき市勿来町の住宅で、この家に住んでいた小松ヤス子さん(当時85)の頭を鈍器で何度も殴り、殺害した疑いが持たれています。
捜査本部によりますと、木村容疑者は小松さんと面識があったとみられています。
その後の捜査関係者への取材で、木村容疑者は、小松さんが1人暮らしだったことや、小松さんの財産を事前に把握したうえで、犯行に及んだとみられることがわかりました。
捜査本部は計画的な犯行とみて、木村容疑者から動機や詳しい経緯について、調べを進めています。










