福島県猪苗代町にある箕輪スキー場は、経営不振などの理由から、この冬のシーズンの営業が不透明になっていることが分かりました。
町によりますと、猪苗代町のホテルプルミエール箕輪は、今年7月7日から休館が続いています。施設を運営する横向高原リゾートでは、経営不振により一部賃金の未払いがあり、現在、従業員は待機中だということです。
加えて、ホテルに併設する箕輪スキー場の今シーズンの営業も未定となっていて、町などでは、10月から「予約の連絡がとれない」と、県内外からの相談が増えているということです。
TUFの取材に対し、横向高原リゾートの株を2%あまりを所有する町は「スキー場存続に向け最善を尽くす」と話していて、残りの98%の株を持つ東京の再生エネルギー会社「ブルーキャピタルマネジメント」では「来週中には方針を決めたい」としています。
