5日午後1時半すぎ、福島県南会津町の山林で、猟友会の男性がクマにかまれけがをしました。現場周辺は積雪があったということです。
警察や消防によりますと、5日午後1時40分ごろ、南会津町静川の山林で「仲間がクマにかまれた」と猟友会の男性から通報がありました。クマにかまれたのは、60代の男性で、両腕と左足をかまれ、救急車で病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
男性は猟友会に所属していて、狩猟のため、仲間と山を訪れていたということです。現場は、南会津町の中心部から西に約10キロ離れた「石ぽろ山」の山林で、クマに襲われた現場周辺には、10センチ程度の積雪があったということです。
警察は、冬の間にもクマの出没が予想されるとして、
「1人ではなく、複数で行動する」
「クマよけの鈴などを携行する」
「クマの目撃情報が出された周辺には立ち入らない」
ことなど注意点を挙げ、クマによる被害にあわないよう注意を呼びかけています。










