忘・新年会「実施しない」企業が半数
取材した中華料理店では曜日に関係なく、忘年会の予約が入っているそうですが、民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」が、福島県内の企業75社に行った調査によりますと、およそ半数は「実施する」、残る半数は「実施しない」と答えました。

「実施しない」と答えた企業のなかには「コロナ禍前は実施していたが、今回は実施しない」という企業もあるということで、コロナ禍前よりも忘年会などを開く企業は少なくなっています。

街の人に話を聞くと「仲間内など少人数で開く」、主婦の方でも「コロナ禍でできなかったママ友会をしたい」など、今年は個人的な忘年会は開くという声が多く聞かれました。
調査によりますと、「実施しない」と答えた企業の理由は、感染症対策、参加に抵抗感のある従業員が増えたなどがありました。
ワークライフバランスの意識がコロナ禍をきっかけに高まっていることから、東京商工リサーチでは「『飲みニケーション』は岐路に立っている」、「忘年会離れが進んでいる」として、「飲食店や関連業種については例年以上に地域の動向などを見極める必要がある」としています。











