高市総理の台湾有事に関する答弁に中国の総領事が「汚い首は斬ってやる」などとSNSに投稿したことについて、自民党の小林政調会長は毅然とした対応を政府に求めていく考えを示しました。

高市総理が台湾有事をめぐり「存立危機事態になり得る」と答弁したことに対し、中国の薛剣駐大阪総領事が8日、「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」などと自身のXに投稿しました。

小林政調会長は自民党の会合で「著しく品位を欠く極めて不適切な言動」だと批判しました。

自民 小林鷹之 政調会長
「ペルソナ・ノン・グラータを含む毅然とした対応を日本政府にとることを党として求めたい」

ペルソナ・ノン・グラータとは外交官の受け入れ国が理由を告げることなく滞在を拒否することができるもので、小林氏はこうした対応を含め政府に求めていく考えです。