地域おこし協力隊として福島県鏡石町に来た夫婦。町の魅力を発信しようと、2人は先日、フランス料理店をオープンさせました。

鏡石町の駅前の一角に、11月14日にオープンしたフランス料理の店「poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」。

オープンから1週間、手作りのメニュー看板など温かみのある店内は、町の内外から来た多くのお客さんで賑わっていました。

利用客「インスタで見て来ました。かわいらしい雰囲気ですね」
利用客「親しみやすい感じのお店だと思う」

店を開いたのは、佐賀県出身のシェフ・小柳拓未さん(25)と妻の比呂さん(25)。2人とも、町の地域おこし協力隊です。東京・浅草にある勤務先の飲食店で出会った2人は、去年1月、比呂さんの地元・須賀川にも近い鏡石にやってきました。

小柳比呂さん

小柳比呂さん「鏡石の食の魅力をPRするという協力隊のミッションの仕事を見つけて、拓未さんの経歴も生かせると思い移住した」
小柳拓未さん「九州から東北は全く未知の世界だったので、不安な反面逆にワクワクする気持ちが大きかった」

小柳拓未さん