福島市の浄土平では、紅葉の見ごろを迎え、錦色の光景が広がっています。新型コロナの5類移行後初めての秋ということで、紅葉狩りを楽しむ観光客で賑わっていました。
井上和樹アナウンサー「標高およそ1600メートルの浄土平です。山肌を見てみますと、黄色や赤にきれいに染まっています。このグラデーションが秋の訪れを感じさせますね」
標高1600メートルに位置する、福島市の浄土平。先週の半ばから、秋の装いに衣替えし、錦色の光景が一面に広がっています。今年は例年より1週間ほど遅い色づきですが、浄土平ビジターセンターによりますと、先週から最低気温が5℃を下回る日が続き、紅葉が一気に進んだといいます。
東京から訪れた人「東京は(紅葉)まだなので、テンション上がりました。『紅葉来てるっ!』って来てよかった」
京都から訪れた人「僕の人生のベスト5に入る観光地。(京都の紅葉より)こっちの方がすごい。紅葉自体は見慣れているが、雰囲気が良い。」
紅葉が見頃を迎えたことで、浄土平レストハウスには平日にもかかわらず多くの観光客が訪れ賑わいを見せていました。
浄土平レストハウス・渡辺正幸営業課長「コロナの影響はほぼ感じないような状況。各地から足を運んでいただいていて、大型バスも一日に6、7台来る。あすあさっての天気の予報は良いので、ぜひ足を運べる方は来ていただきたい」
浄土平の紅葉の見頃は今週いっぱい続くということです。
一方こちらは、浄土平より標高が400メートル低い「つばくろ谷」です。県内きっての紅葉の名所は、まだ色づきがまばらですが、磐梯吾妻スカイラインでは徐々に紅葉前線が進み、今週末にも見頃を迎えるということです。
今年は猛暑の影響が心配でしたが、きれいな紅葉が見られてほっとしました。今年は台風の影響が少なかったことで、より色づきの良い紅葉が見られるということです。これから磐梯吾妻スカイラインの紅葉も見頃を迎えるので、秋晴れの日に紅葉ドライブをするのもいいかもしれません。











