そば打ち3年、こね8年!
中心メンバーの小山菖さんは、会津のそばで地域の農業を盛り上げたいと取り組んできました。9月に学校を訪れると、生徒たちはそば打ちの練習に励んでいました。
会津農林高校・江川純司教諭「もっと大きく、大きく素早く、はいそうです」
こちらは、そば粉に水を行き渡らせる「水回し」という作業。そばの食感を決める重要なポイントです。生徒たちは慎重に水を混ぜていきますが…。
小山さん「いつもよりもくっついちゃうので、練るのも大変ですね」
粉の質や湿度によって変化する水加減。この日は、水を入れ過ぎてしまい柔らかい生地になってしまいました。
江川教諭「前に送って倒す、前に送って倒す、その繰り返し」
「そば打ち3年、こね8年」と言われるほど難しいそば作り。生徒たちは、何度も練習を重ねながらその技術を学んできました。
小山さん「猛特訓して、今度は最初から最後まで完璧なそばを提供できるように頑張ります」

さらに、こんな練習も…。
接客を担当する生徒たち「かしこまりました!」「少々お待ちください!」
練習していたのは、接客時の言葉遣い。お客さんに気持ちよくそばを食べてもらおうと、生徒たちは当日の受け付けや提供する際の作法を確認していました。