福島県内各地に甚大な被害をもたらした2019年の台風19号から、12日で4年です。県内ではいまも11人が避難生活を余儀なくされています。
2019年10月の台風19号とその後の大雨では、阿武隈川の堤防が決壊するなど各地で大きな被害がありました。いわき市や本宮市などで、災害関連死を含む40人が亡くなり、住宅の浸水などの被害は、2万棟以上にのぼります。県によりますと、12日現在、5世帯11人が、いまも避難生活を余儀なくされています。
こうした中、県庁では12日朝、犠牲者に黙とうが捧げられました。
県災害対策課・工藤宇裕課長「災害というのはいつどこで起きるかわからない。何かあった時にどう自分が避難行動含め行動したらいいのかを考えることを日頃から取り組んでいただきたい」
また、10日は、大きな被害のあったいわき市平中平窪の寺で、犠牲者を追悼するキャンドルナイトが行われました。子どもたちが書いたメッセージが添えられたキャンドルも灯され、訪れた人は、手を合わせて冥福を祈りました。










