海への放出が始まった福島第一原発の処理水について、政府は16日から、IAEAと共同で海水などを採取し、調査を行うと明らかにしました。

国際原子力機関=IAEAは、16日から日本政府とともに、福島第一原発の沿岸で、海水や魚などのサンプルを採取し、放射性物質の濃度などを分析します。

調査にはカナダや韓国のほか、海洋放出に強く反対している中国からも専門家が参加する予定です。IAEAが海水などの調査をするのは、処理水が海に放出されてから初めてです。