ふわふわと浮かぶ、カラフルな熱気球。会津の秋の風物詩となった恒例のバルーンフェスティバルが8日に開かれ、空を鮮やかに彩りました。
上空200メートル。カラフルな水玉模様が厚い雲の中から現れたり、消えたり…。
8日、喜多方市塩川町で開かれた「会津塩川バルーンフェスティバル」。今年で32回目となります。すっかり秋の風物詩となったこのイベントは、熱気球の飛行技術を競うもので、首都圏を中心に25機の熱気球が集結しました。
熱気球はバルーンの中の空気をあたためて上昇するため、上下のみにしか操縦がきかず、風を利用して前後左右に移動します。
東北大学熱気球クラブ・犬飼基耀さん「高度によって風向きが違って、高度を使い分けることで気球を動かす。その組み立て方がパズルを解いている感じで楽しい」
今回はTUFを代表して浦部智弘アナウンサーが体験!
浦部アナウンサー「ドキドキしてきました。お~、浮いた。いってきます!」
どんどん、空高く上昇するバルーン。真下には、飛び立つ前のカラフルな気球が並びます。
目の前に広がるのは会津の美しい田園風景。最新の気象状況を確認しながら、風の流れを読み、バーナーの火で高度を調節します。
浦部アナ「けっこう雲の中に入ってきました」
地上から200メートルほどであっという間にあたりは真っ白に。空の旅を終えて、着陸しました。
浦部アナ「めちゃくちゃ高かった。怖かったけど楽しかったです。生まれ変わった気分です」
イベントでは、20メートルほどの高さまで上がる体験フライトも行われました。今年もカラフルなバルーンが会津の空に彩りを添えました。
熱気球はよく見ると形が違っていて、このように細長いものは、上がったり下がったりしやすくなっているそうです。9日は悪天候で競技は中止になったそうですが、来年も楽しみですね。