「最高だ」13年ぶりの稲刈り
荒木さん「おはようございます。13年ぶりだなぁ、稲刈り。」
9月16日。いよいよ稲刈りの日です。この日のために導入したコンバインは、最新式。

そして、水田はというと…。角部内の水田には、見事な黄金色のじゅうたんが広がっていました。

荒木さん、笑みがこぼれます。
じっと見つめる荒木さん。津波で自宅を失い、避難所も転々とする生活で、それでも、ふるさと角部内でのコメ作りをあきらめなかった思いが溢れます。

荒木さん「いやぁ、最高だわ。やっとここまで来たかという感じ。これからに向けての新たな一歩というか、13年ぶりにここまで来たということもあるし、これからが、だな。次の世代にようやくこれで送れるかなって…」
かつて荒木さんが、先祖から土地を受け継いだ時と同じように、角部内でのコメ作りは、次の世代へと受け継がれていきます。