暑くなると飲む機会も増えるペットボトル飲料。この時期注意しなければならないこと、それは「飲み残し」です。
容器に口をつけた場合、口の中の細菌がボトル内に入り、飲み物が腐敗する原因にもなります。実際、どれくらい菌が増えてしまうのか。宇都宮市が行った実験があります。
実験では、ミルクコーヒー、麦茶、スポーツ飲料、果汁100%オレンジジュース、緑茶の5種類の飲み物を、口を付けてから気温30℃の環境に48時間放置しました。菌が多くなるのは、どの飲み物だと思いますか?

最も菌が増えたのは、ミルクコーヒーでした。6時間を過ぎたころから菌が増え始め、48時間後には、3億個以上の細菌が確認されました。菌のエサになる糖分や、タンパク質を多く含んでいることが原因だそうです。
