福島県郡山市に本社を置く幸楽苑ホールディングスは、創業者の新井田傳(にいだ・つたえ)相談役が、会長兼社長に復帰する人事が内定したことを発表しました。

ラーメンチェーンの「幸楽苑」を運営する幸楽苑ホールディングスは、現在の新井田昇(のぼる)社長が退任して、父親で創業者の新井田傳相談役が会長兼社長に就任する人事が内定したと発表しました。

幸楽苑ホールディングスは、新型コロナによる影響で厳しい経営環境が続くなか、会社の発展のため創業者の復帰が最善と判断したとしています。

幸楽苑ホールディングスは今年3月期の連結決算で28億5800万円の赤字となっていました。新井田傳氏の社長復帰は4年半ぶりで、役員人事は、6月23日に開かれる予定の株主総会と取締役会を経て、正式に決まります。